vol.25 ティッシュ1枚、発音2つ

今回からいよいよ子音の説明に入っていく。ここからまた難易度がぐっと上がるので少しづつ集中してやっていきましょう。ただ声調や母音を理解してクリアできた人ならそんなに問題はないはずだ。

まずベトナム語の子音には頭子音(とうしいん)と末子音(まつしいん)の2種類がある。頭子音とは単語の頭にくる子音のこと。末子音は単語の後ろにくる子音のことをいう。最初は頭子音から説明していく。

頭子音は正書法発音で合計24種類の音声が存在する。多いなぁーと思うかもしれないが実際に日本人にとって難しい発音は大体そのうちの7~8種類くらいなのでそれに集中して練習すればすぐにクリアできるはずだ。さっそく始めよう!!

※北部弁、南部弁、正書法に分かれる子音はその都度説明する。特にことわりがなければ区別なくすべての地域に共通する発音である。

①b-

日本語の「ば」行。

※音声は「ba」で発音しています。

②t-

息を出さない「た」行。普通に言う「た」行。

※音声は「ta」で発音しています。

③th-

息を出す「た」行。

※音声は「tha」で発音しています。

「th-」はティッシュを揺らせ

さて、②と③の区別が難しい。②のt-は無気音といって、息を出さない「た」行。③のth-は有気音と言って、息を出す「た」行である。要するにtaとthaは「た」というときに息(空気)を出すか出さないかの差である。それをチェックする方法は口の前にティッシュを一枚あてて「た」と言ってみよう。ティッシュが揺れなければ「t-」 の音、揺れたら「th-」の音である。

上あごにくっつける時間を長めに

日本人ならティッシュが揺れないほうの無気音のt-の音は簡単にできるはず。問題はティッシュを揺らさなきゃいけないth-の音のほうだ。コツは「た」の音を発するときに舌が必ず上顎にくっつくので、その上顎にくっつける時間を少し長くして「た」と言うと空気が出るth-の音が出るはずだ(だから逆に舌を上顎にくっつける時間を短くすると空気の出ないt-の音が出しやすくなる)。

最初は本当にティッシュをゆらすためにツバがかかるくらいの勢いで言ってもかまわない。ティッシュ一枚で簡単に練習できるので揺らせるようになるまでたくさん発音しよう。

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