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発音

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vol.432 北部弁と南部弁の発音の違い (声調・頭子音)

頭子音の北部弁と南部弁の違いをまとめてみました。実は南北での発音の違いはそんなに多くありません。ベトナム語の頭子音(とうしいん)全24種類のうち、南北で発音が分かれる音はたったの7種類です。しかも1つ1つの発音自体は難しくありません。覚えるのも簡単です。この7種の南北の発音の違いを知り、南北2つの地域で通用するベトナム語発音を学びましょう。

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vol.419 三重母音の長短 全まとめ

みなさんはrượu, khuỷu, nguyễn...などの単語を正確に発音できますか?一発でベトナム人に通じますか?今回は三重母音(3文字連続で続く母音)の音の長短のパターンを考えてみたいと思います。三重母音は2文字の母音の時よりも感覚的に、適当に発音してしまっている人も多いのでこの機会に3文字の母音のしくみを学びましょう。

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vol.417 2文字の母音の長短 全パターンまとめ

2文字の母音の長短の全パターンをまとめてみました。今まで感覚的に発音をしてた人も母音がどういう法則で成り立っているのかを知るだけでよりネイティブに近いキレイな発音をすることができます。この機会に2文字の母音のしくみを学びましょう。発音初級者はとりあえず「二重母音」と「長いイ、短いイ」だけでも覚えてください。

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vol. 387 半母音「-i, -y」と「-o, -u」 ~áo dàiを「アーウザーイ」と発音する理由~

半母音「-i, -y」と「-o, -u」の発音のポイントを解説します。これらの母音はある条件下で、それぞれ長い「イ」と短い「イ」、長い「ウ」と短い「ウ」に分かれます。この条件を知っているのといないのとでは発音のうまい下手だけでなく単語の意味の区別にも大きく関わるのでしっかりと理解しておきましょう。

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vol.386 声調が苦手な人に欠けている視点「のどを詰める、詰めない」とは??

ベトナム語の声調は発音の核です。声調をきちんと理解し、発音できないとベトナム語は絶対に上手に話せるようになりません。声調は音の高低によって意味を区別します。ただ単に高く上げる、低く下げるだけでなく、 その声調が全体で高い音の領域に属するのか、低い領域に属するのかも意識しなければなりません。しかし、ベトナム語の声調は音の高低がすべてではありません。実は音の高低の分類以外にももうひとつ大事なポイントがあります。それは「のどを詰めるか詰めないか」という見方です。

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vol. 377 無気音[t-]と有気音[th-]の攻略

ベトナム語の子音[t-]と[th-]の区別は日本人が苦手とする発音の1つです。[t-]と[th-]はそれぞれ無気音、有気音といい、これらの発音がきちんとできないとベトナム語のコミュニケーションに支障が出てしまいます。túi(袋)と言ったつもりがthúi(くさい)となってしまったり、thích(好き)と言いたいのにtích(積む)となってしまっては困りますよね。今回はそのやっかいな無気音[t-]と有気音[th-]のしくみとその練習方法を紹介します。

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vol.344 ベトナム語の文字は漢字の「ルビ」と考えよ

最近、というかずっと思っていることですが、日本人ベトナム語学習者の発音への認識はすこぶる甘いです。文字を見て適当に「こんな感じの発音だろう」という“なんとなく”でベトナム語を読んじゃっている人がかなりいます。ベトナム語の子音や母音の読み方は英語などのそれとは大きく異なります。だからベトナム語のアルファベットを英語の感覚で読んでもほぼ必ず間違った発音になります。今回はいまいちどベトナム語の発音の重要性をみなさんに再認識してもらうため、日本語の漢字の「ルビ」を例にとって説明したいと思います。

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vol.339 ベトナム語のスペルのつづり方 ~実践編~

vol.336とvol.337でベトナム語のスペルのつづり方(cách đánh vần)を学びました。しかしスペルのつづりのやり方を学んだだけではまだ不十分です。実際にベトナム人のcách đánh vầnを聞き、スペルを思い浮かべることができて初めてこれが役に立つのです。理論だけを学んで自己満足に浸っていてはいけません。というわけで今回は実際にベトナム人のcách đánh vầnを聞き、スペルを書けるかどうかクイズ形式でi実践テストをしたいと思います。