vol.456 「悪い」のいろいろ
ベトナム語には「悪い」という意味になる単語がたくさんあります。それぞれどう違うのか見ていきましょう。 Xấu=見た目、中身の悪さ ①みにくい、見た目が悪い xấuは「悪い」という意味で最もよく使う単語ですね。 xấuは漢...
ベトナム語には「悪い」という意味になる単語がたくさんあります。それぞれどう違うのか見ていきましょう。 Xấu=見た目、中身の悪さ ①みにくい、見た目が悪い xấuは「悪い」という意味で最もよく使う単語ですね。 xấuは漢...
làm saoは基本単語の組み合わせの表現ですが、様々な用法を持つ多義語でもあります。基本から応用的な用法までまとめました。 làm saoの各用法 ①なぜ、どうして 疑問形で用いる基本表現です。vì saoやtại s...
日常会話で頻繁に用いる副詞nữaのコアと各用法をおさえておきましょう。 nữaのコアは「プラスする」 nữaは今行っている動作、行動、状態に「プラスする」するコアイメージを持ちます。 そのコアからnữaは「継続・追加・反...
意味は知っているけど使い方にクセがある動詞mangの用法を学びましょう。 mangのコア mangのコアは<付帯>です。付帯とは主となるものに付属する、くっついていることです。動詞にすると「携行する、身につけ...
khôngとkhông phảiはどう違うのか考えてみましょう。どちらも否定の表現ですが否定する品詞に違いがあります。 không + V khôngは「~ない」という意味で、述語となる動詞や形容詞を否定するときに使いま...
ベトナム人がよく使う表現であるにもかかわらず、市販の参考書などでは載ってないことが多いmớiの助動詞的用法について解説します。 mớiの基本 まずmớiの基本的な意味から確認しましょう。基本をおさえておけば派生した用法も...
vớiは日常会話でも文章でもよく使われる必須の単語です。そのコアと用法を覚えて様々な場面で使いこなせるようにしましょう。「với」のコアはズバリ〈関わり〉です。相手に対して接触、関わりを持とうとする、もしくは持っている状態が「với」のコアです。vớiの用法は多岐にわたりますが、そのほとんどは以下の3つの用法に集約されます。
「いつも」「たまに」「めったに」など頻度を表す副詞を学びましょう。頻度を表す副詞を覚える時はその意味だけでなく「どの位置にくるのか」を覚えることも重要です。具体的には「文頭」もしくは「V(動詞)の前」のどちらか、もしくはその両方にくることができます。どの副詞がどの位置にこれるのかも意識しましょう。
màは日常会話で頻繁に用いられながらも、その用法は非常に多く、複雑でベトナム語学習者にとっては理解しづらい単語です。màは接続詞だけでも「逆接」、「仮定・条件」、「前提・結果」、「追加・補足」、「目的」など様々あり、さらに関係代名詞として先行詞を修飾することもあれば、語気詞として「強意」や「叱責」を表したり、副詞として「感嘆・懐疑・反語」など様々な用法を持ちます。màは複雑多様な超多義語です。しかし、たくさん用法があるからといってmàの意味を頑張って全部覚えてもなかなか使いこなせるようにはなりません。だからといってベトナム人のように経験に基づいて感覚的にmàを使いこなすというのも外国人学習者にとっては非常に難しいでしょう。じゃあどうすればいいのでしょうか?
幼児教育から大学教育までの学校施設はベトナム語ではどのように言うのか、そしてその学校形態はどのようなものなのか見ていきましょう。
ベトナム語で「好き」は"thích"といいます。しかし、「好き=thích」だけだと思っていませんか?他にも「好き」と訳せる単語はベトナム語にはたくさんあります。ではそれらはthíchとどう違うのでしょうか?今回は「好き」や「愛する」という単語について考えてみましょう。
方向動詞はVの後ろに置かれる形で、Vの「方向」や「空間」のイメージを示す補助動詞としての役割を持ちます。今回は[V+方向動詞]の性質と、様々な具体例を見ていきましょう。
ベトナム語には「移動」「方向」「空間」のイメージを示す動詞というものがあり、参考書などでは「方向動詞」と呼ばれています。方向動詞はその動詞の意味だけでなく、動詞が持つイメージ、特徴、使い方も覚えておかなければなりません。今回は基礎編としてよく使う方向動詞7つを紹介します。
副詞「luôn」のコアと用法を紹介します。luônは多義語ですが、市販の参考書では一部の意味しか載っていないことが多く、すべてを網羅していません。意味が複数あるのでまずコア(中心的意味)を理解してから、細かな用法をそれぞれ覚えていきましょう。
ベトナム語の「見る」はxem, nhìn, thấy... などいろいろあります。みなさんはそれぞれの意味の違いを理解し、きちんと使い分けられているでしょうか?今回は様々なベトナム語の「見る」の表現を紹介します。
thôiの中心的な意味とその用法の解説動画です。動画とテキストの両方の説明で理解を深めて下さい。thôiのような多くの意味がある単語はまずコア(中心的意味)を理解してから、細かな用法を覚えていくのが効果的です。
日本人がベトナム語の勉強で最初につまづきやすいポイントとして「人称代名詞がたくさんあり、使い方が複雑」であることが上げられます。人称代名詞は英語だと「I」と「you」の2つを覚えれば十分ですが、ベトナム語は性別、年齢、職業、親密度合いなどによって様々な「あなた」と「わたし」が存在し、相手によって使い分けなければいけません。つまり人称代名詞の知識や使い方が頭に入っていないと会話すら始められないのです。ですので今回は日常会話に必須の二人称を一覧表にまとめてみました。これぐらい知っておかないと色々な世代のベトナム人と会話がスムーズにできないのでまずは全部覚えてください。
ベトナム語には「ふつう」という意味を表す言葉がたくさんあります。各単語の使い方やニュアンスの違いを理解して覚えましょう。
前回の続きです。今回は省の行政区分を紹介します。中央直轄市の場合と比べて省の場合は少し複雑になりますが、基本的な流れを理解していればそんなに難しくはありません。
ベトナムに住んでいたり、ベトナムのニュースを読んでいると「〜市、〜省、〜県、〜区」などの行政単位を見かけたことがあるかと思います。それらベトナムの行政区分は日本のものとはどのように違うのでしょうか?今回はベトナムの行政区分を日本人の感覚に合わせてわかりやすくまとめてみました。