vol. 383 トマトのドローン空撮コレクション ~ベトナム北中部編~

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トマトがベトナム北中部・北西部で撮った5つのドローン空撮作品を紹介します!

vol. 375 トマトのドローン空撮コレクション ベトナム中南部編

2018.07.26

ハイヴァン峠とフエ

ダナンとフエの境にあるハイヴァン峠。南中部と北中部を分かつこの峠を超えると気候や文化、言語がガラッと変わります。

ところどころガードレールにA Di Đà Phật(=阿弥陀仏)と書かれているくらい、昔はこの峠は死亡事故が多く、交通の難所でしたでしたが、2005年に日本のODAでハイヴァントンネルができてからは事故が大幅に減りました。現在は風光明媚な観光地となっています。

フエ市も伝統的な街並みを残しながら現代的な発展を遂げている素敵な街です。

場所

ハイヴァン峠

フエ市

ドンホイ市

フエから北に200kmほど行ったところにあるクアンビン省ドンホイ市は世界遺産のフォンニャケバン洞窟観光への拠点となる街です。

ドンホイ市内は近年ビーチリゾートとして開発中で、まだ観光客も少なく、のんびりとして落ち着いた感じの街でした。川と海と橋の風景がまるでダナンのようです。

海だけでなく街中にはドンホイ城跡や、米軍の爆弾で破壊された教会が残されているなど、史跡もいくつかありこれからの観光地として多くの可能性を秘めているなと感じました。

場所

フォンニャケバン国立公園

ドンホイ市から北西に50kmほど行ったところにある世界遺産の洞窟があるフォンニャケバンの街を空撮しました。洞窟内は暗く狭かったのでドローンは飛ばせませんでしたが、入口付近や街の景色は洞窟と同じくらい十分魅力的なものでした。

場所

ニンビン

景色はいいけど人がダメ ~ニンビンでの嫌な思い出~

絶好のドローンポイントであるニンビンはnúi đáと呼ばれる石灰岩の岩山が立ち並ぶ中をボートでクルーズする観光で有名です。

動画を見ての通り景色は申し分ないのですが、ニンビン観光に関わる人に問題ありです。

ニンビンでのボートでクルーズするポイントはチャンアン(Tràng An)とタムコック(Tam Cốc)の2箇所あります。

タムコックではクルーズの途中で食物を積んだボートが近づいてきて押し売りに近い形で迫ってきます。ボートを漕いでいる人にも何か飲み物を買ってあげなきゃいけない空気を無理やり作ってきて非常に面倒です。最後にはボートを漕いでいる人もチップを執拗に要求してきました。

一番ひどかったのはクルーズ中に別のボートから突然写真を撮ってきて、終わった後 にそれをプリントアウトしてアルバムにして売りつけてくる人がいたことです。自分の写真がおもいっきり写っているし、捨てられるのも何だからかなり値引きして仕方なく買ってしまいましたが、こういう後出しジャンケンのような売り方にとても不快に感じました。

また、タムコックではボートを漕ぐ人は基本的に足で漕ぎます。漕ぎ手にとっては楽なのでしょうが、観光客にとっては不快、失礼に感じる人もいるでしょう。

一方でチャンアンはしっかりと人の教育や管理がなされており、上にあげたような面倒くさいことは一切おこりません。ボートを漕ぐ人もちゃんと手で漕いでいました。チャンアンのほうが見どころもたくさんあるのでニンビン観光ではチャンアンのみを訪れるだけで十分でしょう。

 

また、ニンビンの観光地の一つであるバイディン寺(chùa bái đình)にも大変違和感を感じました。東南アジア最大の寺院を謳っているこの寺は広い敷地があるにもかかわらず、質の悪い駐車場が1つあるのみでした。

自分はバイクで訪れ、最初に入り口に1つ駐車場を見つけました。しかしもっと近くに駐車場があると思い(ベトナムでは1つの観光地に複数の駐車場がある場合が多いです)、さらに探してみたが見つからず、仕方なく最初の駐車場に戻りました。すると駐車場の管理者(のようなただのおっさん)から駐車場の決まりを無視したとして突然罵声を浴びせられました。

しかもバイクを停めてもないのに駐車場の敷地内に入ったとして15000ドン請求されました。無視して出ようとしましたが管理者(のようなただのおっさん)は警棒を持っており半ば脅される形で払わざるを得ませんでした。

寺に入っても、電動バスに乗るのに片道30000ドン(歩いて回るのは無理なくらい広いのでほとんどの人がこれに乗る)、塔に登るのに50000ドンなど色々な形で金をとられます。

バイディン寺は仏教を利用した地元民の金稼ぎ場所のように感じました。そして一部にベトナム人の素行の悪さ、金への貪欲さが表れています。 仏教の本来の教義とは正反対のことをしています。

でかさだけを求める浅い観光をしたい人ならいいですが、仏教寺院を味わいたいならここの寺は歴史も浅いし訪れる価値なしです。

総じてニンビンは資源として持っているものはとても良いのですがそこでの人の管理や教育が全然まだまだです。ベトナム観光のこれからの課題の一つです

場所

白岩峠とハノイのタイ湖


ハノイから国道6号線を北西に100kmほど走るとホアビン省のThung Khe峠というところに着きます。

ここは石灰岩質の白い岩がむき出しになっているのでđèo đá trắng(白岩峠)とも呼ばれています。峠から見えるキレイな三角形の山も見事です。

この峠を超えると標高が上がって気候が一気に涼しくなり、少数民族の割合も増え、まさにベトナム北西部に来たなという感じがします。

ハノイではどこも人が多いし、落ち着いて飛ばせるところがタイ湖周辺しかありませんでした…人口密集地とドローンは相性が悪いです。

場所

白岩峠

タイ湖

Q. ベトナムでドローンを飛ばしてOKなのか??
A. 建前上はダメだけど実質飛ばしても大丈夫です。

ベトナムではドローンなどの無人航空機を飛ばす際は「飛行許可書」を提出しなければならないことになっています。

参考
飛行許可書 (mẫu đơn đề nghị cấp phép bay)

ベトナムでは無人航空機の飛行の管理はベトナム人民軍の総参謀部(bộ tổng tham mưu)直属の作戦局(cục tác chiến)というところが行っています。要するに軍が空の管理を行っているということです。

だからドローンを飛ばす時には各地域にある軍の作戦局に上の書類を提出して許可をもらわなければいけません。

しかし、飛行許可書のフォームを見てもわかるように、根拠となる法律が2008年とドローンが登場するはるか前のものなので、ドローン飛行を想定した許可書となっておらず、規制する内容やその許可も非常にあいまいです。

しかもこのフォームは詳しい日時、場所、フライトチャートなどを飛行予定場所ごとに申請しなければなりません。

そんなことをわざわざ場所ごとに事前に準備し、その地域の作戦局に申請し、時間もかかる上、もらえるかどうかすらわからない許可を受けてドローンを飛ばしてる人なんて99%いません。これだと旅しながらドローンを飛ばすとか100%無理ゲーです。

だからこの飛行許可制は有名無実化しており、ほとんどの人はそんな面倒くさいことせずにドローンを飛ばしています。ドローンの販売店側もそのことをわかっていて売っていたりしてます。

要するに、ベトナムでのドローン使用は建前上はダメだけど実質飛ばしてもOKだということです。

もちろん、空港や軍関連の施設周辺では飛ばさない、人混みなどの人口密集地帯では飛ばさないなど、ドローン飛行の常識は守ったほうがいいでしょう。それさえ守れば危険な場所で危ない飛ばし方をしない限りベトナムではほとんど問題になることはありません。

実際にトマトもベトナムの様々な箇所でドローンを飛ばしましたが、一度も注意されることはありませんでした。

一度ラオスとの国境付近でドローンを飛ばしている時に国境警備隊に見られたことがありましたが、特に何も言われずスルーされました(笑)。

万が一、公安などに見つかっても彼らには取り締まったり、ドローンを没収したりする権限はないので、「xin lỗi」などと言ってさっさとその場を立ち去るのが賢明でしょう。

現在のあいまいな法律で建前上の規制をするよりも、ドローン空撮から得られる様々な利点を享受したほうがベトナム政府にとってもずっと有益でしょう。早くドローンに関する明確な法律を作るか、免許制などにするべきです。

動きの遅いベトナム政府がどこまで対応できるのか疑問ですが…

使用ドローン

トマトが現在使用しているドローンはDJI製の「Mavic Air」という機種です。

mavic airはサイズがコンパクトながら、飛行性能やカメラ性能はプロ仕様と同等かそれ以上の高機能ドローンです。

3軸ジンバル(スタビライザー)による超滑らかな映像が撮れ、電波の伝送距離は最大4km(日本だと2km)とかなり遠くまで飛ばせ、最大時速は70kmと自動車並みにスピードを出すこともできます。

そして前・後・下の三方向の障害物検知に加え、「APAS(エーパス)」という映像自動制御システムによる障害物の自動回避も可能です。

また、もし仮に途中で電波が途切れてもGPSを使って自動で離陸した場所に帰還もしてくれます。よほど無茶な使い方をしない限り墜落はしません。かなり安全設計のドローンです。

まさしく旅のお供に超最適で最強のドローンといえるでしょう。

折りたたむと500mlペットボトルぐらいの大きさになります。

トマトがこういった最新のドローンに触れてわかったのは、GPSや各種センサー系、カメラレンズ等の進化っぷりです。

昔はこういった空撮をするのにヘリからだったり何百万もする専用機材を使わなければなりませんでしたが、今ではドローンのおかげで誰でも簡単に美しい空撮ができます。

最先端の技術の結晶によって「空撮の民主化」を可能にさせたDJI製のドローンには本当に驚かされます。

旅やデジタルガジェット好きな人、動画撮影に力を入れてる人、子どもの頃にラジコン等に夢中になった人はDJI製のドローンは買っておいて絶対に損しない一品です!

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