vol.178 動物に人称代名詞!?

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ベトナム語における擬人化

普通動物の前につける名詞といったらconです。con chó, con mèo, con heoなどconは類別詞として原則動くものにつくというのはすでにやりました。

vol.104 類別詞のお話② ~cáiとconは親子!?~

2017.01.27

しかし、実は動物にはchị, chú, ôngなどの人間に使う人称代名詞もくっつけることができます

これはいわゆる動物の擬人化(ベトナム語でnhân hóa【人化】)の一種で、動物を人間的に呼ぶことで身近に感じさせたり優しいイメージやかわいがる気持ちを持たせることができます。

これは日本語のゾウさん、キリンさん、ネコちゃんとか呼んだりするのと同じ感覚です。

原則どんな人称代名詞でもつけることができますが、chú chó, cô mèo, ông bòなど年上の人称代名詞を使うことが多いです。

chóを人間に対して使うと…?

ベトナムで一番身近な動物といったらやはりchó(犬)です。都会でも田舎でも犬を飼っているベトナム人は本当に多いです。特に田舎の家の犬所有率は異常です。
多くはペットとして可愛がるために犬を飼いますが、北部の一部の地域では食べるために犬を飼ってたりします。

このchóという言葉は人間に身近なだけに擬人化して利用することができます。ベトナム人は犬を人間より格下と見ているのでchóを人間に対して使うとたいてい侮辱、軽蔑の意味を持ちます。

例えばKim chóみたいに[相手の名前+chó]で呼ぶと非常にバカにした言い方になります。親しくない人に言ったらたぶんもう話しかけてもらえなくなるか、殴られます。

ただ、この[名前+chó]は親友同士でも使えます。親しい間柄だとchóは身近で仲の良い証にもなります。「粗野と親密は紙一重」ってことでしょうか。

ただ普通は人に対してchóを使ったら侮辱の意味にとられるので使う際には十分気をつけて下さい。chóを使った表現は悪口が多く、覚えてもあまり良い事はないのでここではあえて紹介しないで終わりにします。

まとめ

・動物にも人称代名詞を使うことができる。
・chóを人間に対して使うと侮辱の意味にとられる。

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