vol.143 助動詞dám

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今回は助動詞dámについて解説します。厳密に言うとベトナム語には助動詞という品詞はないのですが、ベトナム語には一つの文に動詞が連続して存在してもよいというルールがあるので、それを動詞に付随する助動詞だと考えると簡単に処理できる場合があります。なのでここではあえてわかりやすく助動詞と呼ぶことにします。

dám+V(動詞)で「あえてVする」

dámそのものの意味は「思い切って~する」や「大胆にも~する」です。だいたいdámの後ろに何らかの動詞がきて、単独で使うことはほとんどありません。

・chị ấy dám từ chối.  ※từ chối=拒否する、断る
彼女は思い切って断った。

dám nghĩ dám làm.※
大胆に考え、大胆に行動せよ。 ※標語としてよく使われます。

上の画像には見えにくいですが「dám nghĩ dám bước?」と書いてあります。bướcは「一歩前に踏み出す」というという意味があるので「大胆に考え、大胆に踏み出すか?」といった意味になります。

không dám+V=Vするなんてとんでもない

dámの前に否定のkhôngを置いて、「Vするなんてとんでもない」や「Vするなんてめっそうもない」といった意味になります。

・tôi không dám ăn cá sống.
私は生魚を食べる勇気はない。

・không dám.
とんでもない。めっそうもない。どういたしまして。

「không dám」は文脈によって様々な使い方ができる便利なセリフです。
たとえば何かベトナム人からむちゃぶりされて、あなたが「không dám」と言えば、「(そんなことをする)勇気はない→めっそうもない、とんでもない」といった意味になり、丁重なお断りを表現することができます。

また、相手から感謝されて、あなたが「không dám」と言えば「(そんな感謝を受け取るなんて)とんでもない→どういたしまして」といった意味にもなります。

không dámみたいな言葉がさりげなくさっと出ると、とってもネイティブらしい感じになります。ぜひ使ってみて下さい。

まとめ

・dám+Vで「あえてVする」
・không dám+Vで「Vするなんてとんでもない」

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