vol.115 chàoを使わないあいさつ

vol.23 シンチャオはもうやめチャオ、でベトナム人は普段の挨拶ではxin chàoはほとんど使わなく、chào emやchào anhなどの「chào+二人称」のほうがよく使うということを説明しました。

しかし普段からよく会っていたり、顔なじみの人たちの間での挨拶だと「chào+二人称」すら使わなくなります。

今回はベトナムの実生活に根ざしたよく使う挨拶を2つ紹介します。

もうごはん食べた?

ベトナム人が顔なじみ同士でよく使う挨拶の一つに

「ăn cơm chưa?=もうごはん食べた?」

という言い方があります。

ănは「食べる」、cơmは「ごはん」、chưaは「もう~した?」という意味です。

これに対する返事は
「(ăn cơm) rồi=もう食べた」もしくは、「chưa (ăn cơm)=まだ食べてない」のどちらかを言えば十分です。

あくまでこれは挨拶の一種なので「〇〇通りの店でフォーを食べた」みたいな詳細な返事はいりません。さらりと一言で挨拶しましょう。

どこ行くの?

ベトナム人が普段使いで最もよく交わす挨拶が

「đi đâu vậy/thế?=どこ行くの?」

です。ベトナムに住んでいる人なら必ず一度はこのセリフを聞いたことがあるはずです。

điは「行く」、đâuは「どこ」、vậyやthếは疑問詞の疑問文の文末に置いて、強調や親しみの意味を込める語気詞と呼ばれるやや特殊な単語です。ここでは簡単に「~の?」という意味で覚えてもかまいません。vậyは南部で、thếは主に北部でよく使われます。

この質問に対する返事も
「đi ăn=食べに行く」とか「đi chơi=遊びに行く」みたいに簡単な返事でかまいません。

「どこ行くの?」と聞いたほうもあなたが本当にどこに行くのかを詳しく知りたいわけではありません。あくまでも挨拶で聞いているだけということを忘れないでください。

筆者もホーチミンに住んでいたころは大家さんや近所のおっちゃん、屋台のおばちゃんまで「đi đâu vậy?」と会うたびに言われました。

最初の頃はこれがただの挨拶だとは知らずにしつこく何回も聞かれるので、「俺がどこに行こうが勝手じゃないか!ほっといてくれ!」と少しイライラしてた記憶があります。笑

挨拶は「こんにちは」に相当するものだとは限らない、ということを筆者は身をもって知りました。みなさんも覚えておいてくださいね。

まとめ

ベトナムの日常生活でよく使う挨拶
・「ăn cơm chưa=もうごはん食べた?」
・「đi đâu vậy/thế=どこ行くの?」

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