vol.40 二人称を瞬間的に出すコツ

とりあえずたくさんある二人称を覚えたのはいいけど、実際の会話になるとどの二人称を使えばいいか迷ってしまう人がいます。いちいち相手の二人称を考えていたら会話がスムーズに始まらないし、だからといって二人称を省略した形で言うと相手に失礼になってしまう場合もある。

そこで今回は会話で二人称が感覚的にスッ出るコツを紹介します。

※二人称の単語としくみが頭に入っていることが前提です。まだ覚えてない人は

vol.39 これだけ覚えれば十分!! 「あなた」総まとめ を参考に二人称を覚えてください。

①自分の主観でOK!!

年齢が上か下かはあなたの直感で判断してよい。自分より年上っぽいなと思ったら年上の二人称を、自分より若そうだなと思ったら年下の二人称をあなたが感じたとおり決めていい。見た目の年齢を自由にジャッジするのはあなたなので、仮にその判断が間違っていたとしても特に大きな問題はない。よほど大きな間違いをしない限り、適当にスルーされるか、相手が正しい二人称で言い直してくれるかのどっちかである。ベトナム人だって二人称を間違える時はあるので気にせず自分基準でがんがん使っていこう。

②判断に迷ったら年上の二人称を使え!!

それでも年下で言おうか年上で言おうか一瞬でも迷ってしまったときは、年上の二人称を使おう。例えばemかchịで迷ったらchịで、chúかbácかで迷ったらbácでいこう。年上の二人称を使うと丁寧、尊敬の意味を含ませるので実際に相手が年下であっても、年上の二人称を使うと少なくとも失礼にはあたらない。

③明確な境界線はない!!

自分と10歳以上離れていたらchịじゃなくてcôになるとか、そういった原則や決まりは特にない。日本語の「お姉さん」と「おばさん」という単語に年齢の境目がないのと同じで、各二人称の言葉の間に明確な境界線はない。①のコツと関連しているが年齢がどれくらい離れているのか、それに沿った二人称の選択は境界があいまいだからこそ自分の感覚で判断してよいのだ。

④自分の家族、親族にあてはめて考えよ!!

二人称の単語はほとんどが親族名詞由来である。ôngは「おじいさん」。 bàは「おばあさん」。chúは「おじさん」など、ほぼ全ての二人称は家族、親族関連の名詞の意味も持っている。ベトナム人は会った人を自分の家族や親戚の年齢にあてはめて二人称を選択していると考えてもよい。自分の伯父さんに年齢が近いなと思ったらbácを使うし、自分の弟の年齢に近いなと思ったらemを使う。だから二人称を家族、親族名詞として理解しておくとスッと会話で出しやすくなる。

まとめ

二人称を血肉化させる一番のコツはとにかく間違いを気にせずどんどん実践で使うこと。習うより慣れよということだ。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です