vol.37 ただのホテルではない!nhà kháchとは!?

      2016/11/23

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ベトナムには観光客が泊まれる施設がホテル(khách sạn)の他にいくつかある。今回はその一つであるnhà kháchを紹介しよう。

辞書でnhà kháchは「ゲストハウス」なんて訳されてるけど(nhàは家、kháchは客の意味なので確かに直訳するとゲストハウスになる)、nhà kháchは日本にあるゲストハウスとはだいぶ異なる。

nhà khách=公営ホテル

nhà kháchとは政府や各省などの公的機関が運営しているホテルのことで、国営ホテル、公営ホテルと訳すほうが正しい。ベトナムの公務員などが地方に出張する際にnhà kháchをよく利用したりする。ハノイやホーチミンなどの大都市でnhà kháchはなかなか見つけづらいが、地方の大きめの都市には大体nhà kháchが1つある。値段はベトナム人向けなので30万〜50万ドン(1400円〜2500円くらい)と外国人観光客が泊まるホテルよりリーズナブルだ。

しかしnhà kháchは公的機関が運営しているからか、スタッフのサービスなどがお役所的でお客様目線で考えてない場合が多い。なのでnhà kháchは施設やサービス面で普通のホテルよりも劣っていることが多い。公営なので経営難で潰れることもないし、市場競争にさらされてないから質も向上しづらいのだろう。

nhà kháchのいろいろ

nhà kháchは各省によって本当にさまざま。筆者が泊まったnhà kháchで一番良かったのはベトナム北西部のライチャウ省(下の地図参照)のnhà khách。

ライチャウ省は2008年に省都を移したばかりの新しい都市で、政府機関の建物も新しく、豪華で立派なものが建っていた。もちろんnhà kháchも大きくて綺麗だった。一泊25万ドン(約1200円)で三つ星ホテル並のキレイで良い部屋に泊まれたのがとても印象に残っている。

逆に一番悪かったのはベトナム南西部のソクチャン省(下の地図参照)のnhà khách。

ソクチャン省のnhà kháchは部屋も古くさくて暗くて汚かったし、夜中の12時になぜか公安が客の検査に来て、その時筆者はパスポートなどのIDを持っていなかったので夜の12時に突然追い出された。もう色々と最悪だった。

まとめ

nhà kháchは普通のホテルと違ってベトナムに残っている社会主義的な雰囲気を味わえるホテルである。みなさんももし地方を旅する時にはぜひnhà kháchに泊まってみてほしい。

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