vol.32 語順が命!

   

jyunban

ベトナム語の文法的な特徴として語形変化がないということともう一つ大事な特徴がある。それは語順によって文の意味が決められるということだ。

例えばtôi ăn cơmは「私はごはんを食べる」と訳す。tôiは「私」、ănは「食べる」 、cơmは「ごはん」という意味だ。これを日本語訳と比べた時に「私は」の「は」や「ごはんを」の「を」はベトナム語では一体どこにいってしまったのだろうか。

文法機能は語順しだい

これは日本語の助詞「~は」や「~を」の役割をベトナム語では「語順」が担っているということになる。tôi ăn cơmのtôiが文の最初に来ることによってはじめて「私」と訳すことができるし、cơmがănという動詞の後に来ることによって初めて「ごはん」と訳すことができる。だから日本語では「私は食べる、ごはんを」みたいに語順を変えても意味は通じるが、ベトナム語ではăn tôi cơmというような語順では意味がわからないし、絶対にこの順番で使うことはできない。

このように単語に語形変化がなく、文法機能が語順によって表される言語のこと「孤立語」という。単語一つ一つは他の語に影響されることなく互いに独立して配列され、それがどう配列されるかによってはじめて文法的な意味を持つ、という特徴がある。

まとめ

要するにベトナム語の文法の特徴は

  1. 語形変化しない
  2. 語順が大事

ということを頭に入れておけば十分だ。

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