vol.14 辞書は宝物だ!

   

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千野栄一『外国語上達法』、という本の42pに以下のような記述がある。

古いけどとっても役に立つ本

“外国語を学ぶためには、次の三つのものが揃っていることが望ましい。その第一はいい教科書であり、第二はいい教師で、第三はいい辞書である”

 良い教科書や良い教師と並ぶくらい外国語の上達に欠かせないのが良い辞書の存在である。筆者もベトナム語を勉強していて辞書の大切さを痛感している。

 ベトナム語の辞書では紙の辞書のほうがよい。一応電子辞書もあるにはあるが質が低いのであまりオススメはしない。日越辞書で筆者が強くオススメするのは、川本邦衛『詳解ベトナム語辞典』、だ。

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良い点

この辞書は訳が正確で、例文が多くて字も見やすく、とにかく言葉の網羅性が高い。ベトナムで売っているいい加減で適当な日越辞書よりはるかに優れている。そのクオリティーの高さは筆者の元ベトナム語の先生に「これを超える辞書は向こう50年発売されない」と言わさせるほどだ。

悪い点

欠点としては値段が約3万円ととても高いこと、重さが1.6kgと重くて大きいので持ち運びに不便なこと、ベトナム人から見れば日常生活ではあまり使わない「死語」となっているものが結構のっていること(それだけ様々な単語を収録してるともいえるけど)などである。

まとめ

悪い点を考慮したとしても、この辞書は使いこなせば3万円以上のリターンを必ずあなたにもたらしてくれるはずだ。ベトナム語を本格的に勉強したいなら今のところこの辞書一択しかないと思う。

ちなみにトップ画像は筆者の『詳解ベトナム語辞典』である。もう外見も中身もボロボロでめくるところが擦り切れちゃっている(使い込んだ辞書をみれば、自分の勉強量も確認できる!?)。ベトナム語を勉強し始めてから現在に至るまで様々な場面でお世話になりっぱなしだ。まさにこの辞書は筆者の宝物だ。

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