vol.197 始めが肝心!

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久しぶりの慣用句から学ぶベトナム語のコーナーです。今回は「vạn sự khởi đầu nan」という慣用句を紹介します。

語彙解説

vạn sự【万事】=あらゆること、すべてのこと

日本語でも「万事休す」という言い方があるように、vạn sự【万事】は漢字のとおり「すべてのこと」という意味があります。

ただvạn sựは書き言葉や慣用的な表現でしか使わないので普通ベトナム語で「すべてのこと」といったらmọi thứかmọi điềuを使います。

khởi đầu【起頭】=始める

khởi đầuも同じく漢越語で「始める、開始する」という意味です。khởi đầuのđầu【頭】の漢字はヘッドの頭ではなく「はじめ」という意味です。

khởi đầuもvạn sựの時と同様に慣用的な表現でしか用いません。日常的な言い方は「始める=bắt đầu」です。

nan【難】=難しい

漢字の読み方の通りですね。
実はもうひとつ【難】の漢越のベトナム語には重い声調のついた「nạn」があります。これはtai nạn【災難】、bị nạn【避難】など「わざわい」という意味で【難】を使っています。「難しい」という意味はnạnのほうではなくnanです。

しかしこれも「難しい=khó」が普通のように、nanも日常会話ではまず使いません。

慣用句の意味

以上のことからvạn sự khởi đầu nan【万事起頭難】で「何事も始める時が難しい」となります。いかなることも始めが肝心だということです。

ちなみにこの慣用句はすべて漢越語からできていますが、もしこれを純越語で言い直したら「Mọi điều khi bắt đầu đều khó khăn」となります。

我々日本人にとっては漢越バージョンのほうが意味はとりやすいですね。

まとめ

・vạn sự khởi đầu nan【万事起頭難】=何事も始める時が難しい

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