vol.7 発音のかなめ!母音は切り分け方が違う!

   

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ベトナム語の発音の核となるのは「声調」と「母音」の二つである。それは「声調」と「母音」がどんな単語にも100%必ず組み込まれているからである。数万語とあるベトナム語の言葉は6つの声調の中から必ず1つ、11個の母音の中から必ず1個以上選ばれて言葉として成り立っている。まさに表記の上でも発音の上でもベトナム語の「核」となっている。声調と母音を理解し、発音できないと、あなたの発する全ベトナム語に歪みがでてしまう。

母音の切り分け方が違う!

ベトナム語の母音は全部で11個、日本語の母音はあ、い、う、え、おの5個だから約2倍ある、日本語の母音よりも数が多いのだから、日本語の母音がベトナム語ではどのように分かれるのか、どのように区別されるのか理解しなければならない。日本語の母音はベトナム語では何の母音に聞こえるのか、分けてみると以下のようになる。

「あ」に聞こえる母音➔a, ă

「い」に聞こえる母音➔i(y)

「う」に聞こえる母音➔u, ư

「え」に聞こえる母音➔e, ê

「お」に聞こえる母音➔o, ô, ơ, â

こうしてみると、日本語の母音の音の領域は広く、ベトナム語はその範囲が狭いことがわかる。母音を一個の丸いケーキに例えると日本語では5等分、ベトナム語では11等分に切り分けているようなものである。ベトナム語は日本語よりも細かく切り分けているのだから日本語では1個の音でもベトナム語では複数の音になってしまう。例えば日本語の「お」に相当するものなんてベトナム語では4つもある。

カタカナで覚えると理解されない!

だからcảm ơnを「カムオン」なんて適当にカタカナで覚えると、後ろのオン(ơn)の部分がベトナム人にはonにもônにもânにも聞こえてしまう可能性が出てきてしまう、これではベトナム人に理解してもらえないのは当然だ。

ベトナム語の発音は声調だけでなく、それと同じくらいとても大事なのが母音の識別である。声調と母音はベトナム語の発音のかなめとなる。

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