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vol. 375 トマトのドローン空撮コレクション ベトナム中南部編

どうも!

先月ダナンの家を引き払い、ベトナム中をバイクで旅しながらリアルノマド生活をしているトマトです!

で、今回バイク旅をしている中で、一番買ってよかったと思うグッズが「ドローン」です!

ドローンで鳥の視点を手に入れ、普段見れないような景色や映画のワンシーンのような美しい風景も簡単に撮れちゃうところが魅力です。ドローンがあるだけで新しい場所に出かけたくなるし、旅そのものが100倍楽しくなります。

今回はトマトがベトナムで撮った5つのドローン空撮作品を紹介します!

ダナン市内


ダナン市内で撮ったものです。リンウン寺の観音像、ドラゴン橋、ミーケービーチ、中心部の交通風景、アジア公園、ソンチャー半島を空撮しています。

ちなみに1:24〜のアジア公園にある観覧車は日本のびわ湖タワーにあった「イーゴス108」という大観覧車です。バブル期に生まれたかつての遊園地の目玉は現在もダナンで活躍しています。

参考
https://biwako-otsu.keizai.biz/headline/1228/

場所

五行山、ホイアン

ダナン市郊外にある観光地五行山と世界遺産のホイアンを撮りました。

ホイアンでは道が狭く、中心部は人が多かったので川の対岸から飛ばしました。風が強く吹く中でもこの抜群の安定飛行です。ドローンの性能に素晴らしいの一言!

場所

五行山

ホイアン

ベトナム、カンボジア、ラオス3ヶ国国境点

コントゥム省ゴクホイ郡(huyện Ngọc Hồi, tỉnh Kon Tum)の山中にある、ベトナム、カンボジア、ラオスにまたがる国境点です。

ベトナム語ではCột Mốc Biên giới Việt Nam – Campuchia- Lào(Cột Mốcは境界石、Biên giớiは国境)と言います。もしくはNgã 3 đông dương(インドシナ三叉路)とも呼ばれています。国境を交差点と呼ぶところがイカしてますね!

ドローンを通して見ると景色のキレイさよりも周りの山の木々の少なさに目がいってしまいます。ベトナム、カンボジア、ラオスともに森林保護がまったくなされていないのがよくわかりますね。

ちなみにこの国境点で観光客が普通に行けるのはベトナム側からのみです。インドシナにおけるベトナムの力関係というのもなんとなく垣間見ることができます。

場所

ザライ省プレイク市郊外の少数民族の子どもたち

ザライ省プレイク市郊外にあるChư Đăng Ya火山という場所で空撮してたらカンボジア系少数民族であるザライ族の子供たちがゾロゾロと集まってきました。

ドローンが遠ざかると追いかけ、近づくと逃げ出す子供達がかわいいですね。
ドローンのプロペラの音は巨大なハエの羽音のように不気味で不快な音を立てるので子供達がビビるのもわからなくもないです。

周りの山の景色は先程の動画と同じように木々が伐採されたハゲ山が目立ち、環境が破壊されてるのがよくわかりますね。地上を走っていると気付きにくいですが、ドローンで空撮すると一発です。

場所

ビンディン省クイニョン市郊外「eo gió」

ビンディン省クイニョン市は中部沿海地方のリゾート地として開発中の都市ですが、街がごちゃごちゃしてて環境整備が未発達だし、ゴミも多いし、工事中の道路が多くてホコリっぽいし、まだ観光地として訪れる価値はありません。

しかしクイニョン市から北に20kmほど行ったところにあるeo gióといわれる景勝地は良かったです。透き通った穏やかな海、伝統的な漁村、一面に広がる砂丘がうまく折り重なった風景を空撮する事ができました。

ちなみにeoは「腰」、gióは「風」という意味で、腰のようにくびれた地形に海風が通り抜ける場所ということから来ています。

場所

使用ドローン

トマトが現在使用しているドローンはDJI製の「Mavic Air」という機種です。

mavic airはサイズがコンパクトながら、飛行性能やカメラ性能はプロ仕様と同等かそれ以上の高機能ドローンです。

3軸ジンバル(スタビライザー)による超滑らかな映像が撮れ、電波の伝送距離は最大4km(日本だと2km)とかなり遠くまで飛ばせ、最大時速は70kmと自動車並みにスピードを出すこともできます。

そして前・後・下の三方向の障害物検知に加え、「APAS(エーパス)」という映像自動制御システムによる障害物の自動回避も可能です。

また、もし仮に途中で電波が途切れてもGPSを使って自動で離陸した場所に帰還もしてくれます。よほど無茶な使い方をしない限り墜落はしません。かなり安全設計のドローンです。

まさしく旅のお供に超最適で最強のドローンといえるでしょう。

折りたたむと500mlペットボトルぐらいの大きさになります。

トマトがこういった最新のドローンに触れてわかったのは、GPSや各種センサー系、カメラレンズ等の進化っぷりです。

昔はこういった空撮をするのにヘリからだったり何百万もする専用機材を使わなければなりませんでしたが、今ではドローンのおかげで誰でも簡単に美しい空撮ができます。

最先端の技術の結晶によって「空撮の民主化」を可能にさせたDJI製のドローンには本当に驚かされます。

旅やデジタルガジェット好きな人、動画撮影に力を入れてる人、子どもの頃にラジコン等に夢中になった人はDJI製のドローンは買っておいて絶対に損しない一品です!

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