vol.437 文末詞「kìa」
聞いたことあるけどいまいち使い方がわからない、わかっているようでわからない文末詞である「kìa」を解説します。
聞いたことあるけどいまいち使い方がわからない、わかっているようでわからない文末詞である「kìa」を解説します。
vớiは日常会話でも文章でもよく使われる必須の単語です。そのコアと用法を覚えて様々な場面で使いこなせるようにしましょう。「với」のコアはズバリ〈関わり〉です。相手に対して接触、関わりを持とうとする、もしくは持っている状態が「với」のコアです。vớiの用法は多岐にわたりますが、そのほとんどは以下の3つの用法に集約されます。
前回解説した「đấy / đó」と同じように、なんとなく知っているけどいまいち使い方がわからない語気詞の「thế / vậy」を解説します。
なんとなく知っているけどいまいち使い方がわからない語気詞の「đấy / đó」を解説します。語気詞(ごきし)とは文末に置いて相手に自分の感情、気分、態度を伝える品詞のことです。ベトナム語は声調言語なので日本語や英語のように文の抑揚(イントネーション)を変えて気持ちを伝えることができません。そのため話者の感情やニュアンスを伝える言葉を付け加える必要があります。それが語気詞です。語気詞を入れないと機械的で感情がこもらない伝え方になってしまいます。日常会話で自然に話したかったら語気詞の学習は必須です。
ベトナム人日本語学習者が特に難しいと感じるのが日本語の「敬語」だと言われています。というか日本人も「敬語」を完璧に使いこなせている人は少ないでしょう。ではベトナム語における敬語はどうなんでしょうか?もちろんベトナム語にも丁寧な言い方というものは存在します。しかし日本語と比べるとその使い方ははるかに簡単です。今回はベトナム語で敬語を表現するための3つのポイントを紹介します。
màは日常会話で頻繁に用いられながらも、その用法は非常に多く、複雑でベトナム語学習者にとっては理解しづらい単語です。màは接続詞だけでも「逆接」、「仮定・条件」、「前提・結果」、「追加・補足」、「目的」など様々あり、さらに関係代名詞として先行詞を修飾することもあれば、語気詞として「強意」や「叱責」を表したり、副詞として「感嘆・懐疑・反語」など様々な用法を持ちます。màは複雑多様な超多義語です。しかし、たくさん用法があるからといってmàの意味を頑張って全部覚えてもなかなか使いこなせるようにはなりません。だからといってベトナム人のように経験に基づいて感覚的にmàを使いこなすというのも外国人学習者にとっては非常に難しいでしょう。じゃあどうすればいいのでしょうか?
文末に置いて特定の意味を付け加える「語気詞」を紹介するシリーズです。今回は語気詞「đây」を見てみましょう。
あまり知られてないけど意外とよく使う、語気詞「xem / coi」を紹介します。xemやcoiは通常「見る」という動詞の意味で使われますね。xemもcoiも意味は同じですが、coiは主に南部でよく使われます。実はこの基本動詞xem / coiは文末に置いて、語気詞としても使うことができます。
ベトナム語は年齢に応じて人称代名詞を変えなきゃいけないし、目上の人への表現も色々あるからベトナム語の敬語もなんだか複雑そう…と思うかもしれません。しかし、ベトナム語の敬語の作り方は実は超簡単なんです。
前回のnhéに続いて、ベトナム語会話でよく使う語気詞nhỉについて解説します。nhỉは相手が同意することを前提として、話し手の判断や認識について聞き手に同意を求めます。その判断や認識は基本的にその場ですぐに感じた感覚からくるものです。
今回はベトナム語で最も使う語気詞「nhé」について解説したいと思います。語気詞nhéは文末に置いて話し手からの約束、催促、提案などについて聞き手に同意を求める役割を持ちます。日本語で言うと「~ね」や「~よ」にあたります。
ベトナム語には文末に置いて文全体に「気持ち」を加える「語気詞」というものがあります。このベトナム語独特の品詞である語気詞とは何かについてみてみましょう。 語気詞とは 語気詞があるのとないのとではどう違うの? まとめ ・語...