vol.509 ベトナム語と2音節語
ベトナム語は2音節語が多い ベトナム語の単語の多くは1音節もしくは2音節の熟語で構成されています。 音節とはひとつの音のかたまりの単位のことで、「母音もしくは母音と子音で構成された音のまとまり」を指します。日本語では基本...
ベトナム語は2音節語が多い ベトナム語の単語の多くは1音節もしくは2音節の熟語で構成されています。 音節とはひとつの音のかたまりの単位のことで、「母音もしくは母音と子音で構成された音のまとまり」を指します。日本語では基本...
ベトナム語文法で何よりも大事なのが「語順」です。語順力を鍛えるために並び替え問題を5問解いてみましょう。 1,2は日本語訳がついていますが、3,4,5はついていません。 問題 1 どうぞ立って自己紹介してください。 gi...
không ngonとdởは同じではない!? ある形容詞の対義語とその否定表現は理論上は同じ意味になりますが、実際にはその程度表現には差があります。 例えばngon(おいしい)の対義語はdở(まずい)です。そしてその否定...
ベトナム語の語順は日本語と違ってわかりづらい、なかなか使いこなせない、と感じている人は多いです。 しかし実はベトナム語にも日本語と特徴が似ており、日本人なら直感的に語順を並べることができる構文があります。それが「話題提示...
受身形はわかりにくい? 「受身形」とは「~される」という意味で、動作の受け手を主語にした形のことです。ベトナム語の参考書にも受身形は必ずのっている文法項目です。 ベトナム語の受身形はたいてい以下のような形で説明されます。...
みなさんはベトナム語の形容詞の反復表現を知っていますか? 反復語とは単語の音が繰り返される現象のことで、ベトナム語では主に形容詞で起こります。ベトナム語の名称では「từ láy=双音節語、畳語(じょうご)」といいます。 ...
動詞や形容詞を含んだ一般的な疑問文の作り方はVの前にcóをつけ、 さらに文末にkhôngをつけて「S có V~không?=〜しますか」という形になります。 また、完了か未完了かを尋ねる疑問文は、Vの前にđãをつけ、さ...
短めの講義動画をアーカイブ化しました。関連記事も読んでまとめて見ることによって知識を整理することができます。
ベトナム語の人称代名詞を考える上で大事な「親疎(しんそ)」という概念を紹介します。 「親疎」とは? 親疎とは「親密な関係であること、もしくは疎い(親密でない)関係であること」という意味です。 つまり1つの人称代名詞が親し...
có~khôngを使った一般疑問文と5W1H(いつ、どこ、だれ、何、なぜ、どのように)の疑問詞を組み合わせた構文を紹介します。参考書等では応用表現として紹介されることが多いですが、実際の日常会話では頻繁に使われる必須項目です。必ず覚えましょう。
疑問詞疑問文とは疑問詞を使った疑問文のことで「はい / いいえ」では答えられない疑問文のことをいいます。代表的な疑問詞は5W1H(いつ、どこ、だれ、何、なぜ、どのように)だとまずは覚えておきましょう。今回はベトナム語における5W1Hの疑問詞の使い方とその機能を紹介します。ただ単に意味を知っているだけでなく、どのように使うのかもわかっていないと実際の会話では使いこなせるようになりません。きちんとその機能まで理解しておきましょう。
ベトナム人日本語学習者が特に難しいと感じるのが日本語の「敬語」だと言われています。というか日本人も「敬語」を完璧に使いこなせている人は少ないでしょう。ではベトナム語における敬語はどうなんでしょうか?もちろんベトナム語にも丁寧な言い方というものは存在します。しかし日本語と比べるとその使い方ははるかに簡単です。今回はベトナム語で敬語を表現するための3つのポイントを紹介します。
みなさんはベトナム語の「付加語」というのを聞いたことがありますか?付加語とはもともとある単語に無意味な単語(音節)をもう一つ加えることによって単音節語(1音節語)を双音節語(2音節語)にする現象のことです。例えばvui vẻのvẻ、rõ ràngのràng、buồn bãのbãなどが付加語となります。どうしてvuiだけでなくvui vẻという単語もあるのでしょうか?今回はそのことを考えてみましょう。
みなさん、ベトナム料理を注文する時に書かれているベトナム語がわからなくて困ったことはありませんか?実はベトナム語の料理名にはある一定の語順法則があります。この法則を知っているとベトナム料理の骨組みがわかるだけでなく、料理名の単語も覚えやすくなります。みなさんも語順のルールを頭に入れて、料理名を賢く覚えましょう。
ベトナム語にも二重否定はあります。日本語のかんじからして、ベトナム語に直すとなんだか文が複雑になりそうですが作り方は非常に簡単です。 ベトナム語の否定の基礎を知っていれば誰でもすぐに二重否定の構文を作れちゃいます。
làを使った文はベトナム語を勉強する人が必ず最初に習う文法項目です。làを使った否定文や疑問文にはphảiが必ずつきますが、動詞や形容詞を使った否定文や疑問文にはphảiは不要です。なぜでしょうか?一緒に考えてみましょう。
みなさんに質問です。「私は会社に行く」はベトナム語で何というでしょうか?「そんなの簡単じゃん。tôi đi công tyでしょ」って答えたあなた。残念ながら間違いです。正解は「tôi đến công ty」もしくは「tôi đi đến công ty」です。なぜ「行く」のđiではなくđếnになるのでしょうか?なぜđi công tyはだめなのでしょうか?
ベトナム語の文法的な特徴として語形変化がないということに加えてもう一つ大事な特徴があります。それは語順によって文の意味が決められるということです。 例えばtôi ăn cơmは「私はごはんを食べる」と訳します。tôiは「...
ベトナム語を少しでもかじったことのある人なら誰でも知ってるフレーズに「Tôi tên là(私の名前は…です)」の構文があります。最初に習うのでこの形を丸暗記してる人も多いですが、実はこの構文は意外と複雑で、とても応用の利く構文なのです。