[発音ピンポイント講座] ủiとủyの違い
さて、みなさんの発音チェックです。ủi(アイロンをかける)とủy(漢越語の【委】)をそれぞれ発音してみてください。 どう違うか理解した上で区別して読めましたか? 感覚的に、なんとなくで発音しないように、常にどう異なるのか...
さて、みなさんの発音チェックです。ủi(アイロンをかける)とủy(漢越語の【委】)をそれぞれ発音してみてください。 どう違うか理解した上で区別して読めましたか? 感覚的に、なんとなくで発音しないように、常にどう異なるのか...
発音の難しさは具体的に言えれば言えるほどいい 「ベトナム語の発音は難しい」はベトナム語学習者が必ず言うフレーズで、ほとんどの人が当然だと思っている事柄でしょう。 では具体的に何がどう難しいのでしょうか?「発音が難しい」と...
「ベトナム語の母音は数が多くて発音が大変」とよく言われます。みなさんも漠然と数が多いのはわかっているかと思いますが、実際にその音のパターンは全部で何通りあるのか気になったことはありませんか? 少なくとも私はあります。 そ...
みなさんはベトナム語の形容詞の反復表現を知っていますか? 反復語とは単語の音が繰り返される現象のことで、ベトナム語では主に形容詞で起こります。ベトナム語の名称では「từ láy=双音節語、畳語(じょうご)」といいます。 ...
『ベトナム語発音大全』を作りました。 今回私はベトナム語学習、特に発音に悩む日本人のために発音テキストを作りました。 みなさんはよく「ベトナム語の発音は難しい…」などと言いますが、実態はベトナム語の発音のしくみをそもそも...
頭子音の北部弁と南部弁の違いをまとめてみました。実は南北での発音の違いはそんなに多くありません。ベトナム語の頭子音(とうしいん)全24種類のうち、南北で発音が分かれる音はたったの7種類です。しかも1つ1つの発音自体は難しくありません。覚えるのも簡単です。この7種の南北の発音の違いを知り、南北2つの地域で通用するベトナム語発音を学びましょう。
短めの講義動画をアーカイブ化しました。関連記事も読んでまとめて見ることによって知識を整理することができます。今回は「短母音」がテーマです。
みなさんはrượu, khuỷu, nguyễn...などの単語を正確に発音できますか?一発でベトナム人に通じますか?今回は三重母音(3文字連続で続く母音)の音の長短のパターンを考えてみたいと思います。三重母音は2文字の母音の時よりも感覚的に、適当に発音してしまっている人も多いのでこの機会に3文字の母音のしくみを学びましょう。
2文字の母音の長短の全パターンをまとめてみました。今まで感覚的に発音をしてた人も母音がどういう法則で成り立っているのかを知るだけでよりネイティブに近いキレイな発音をすることができます。この機会に2文字の母音のしくみを学びましょう。発音初級者はとりあえず「二重母音」と「長いイ、短いイ」だけでも覚えてください。
ベトナム語の母音は声調と合わせて一番最初に覚えなければならない最重要項目です。それは声調と母音はどんな単語も必ず100%持っている必須のパーツだからです。発音の核となるのでとにかく最優先で覚える必要があります。今回はその母音をポイント別に分け、体系的に整理しました。
末子音[-m]と[-n]の発音の違いについて解説します。まずは動画を見て、次にテキストを読んで理解を深めて下さい。
「イ」という母音の長さを区別する発音について解説します。動画とテキストの両方で理解を深めて下さい。 大事なポイントをまとめると以下のようになります。 この長い「イ」、短い「イ」は理屈で理解するよりも実際にある単語を聞いて...
半母音「-i, -y」と「-o, -u」の発音のポイントを解説します。これらの母音はある条件下で、それぞれ長い「イ」と短い「イ」、長い「ウ」と短い「ウ」に分かれます。この条件を知っているのといないのとでは発音のうまい下手だけでなく単語の意味の区別にも大きく関わるのでしっかりと理解しておきましょう。
ベトナム語の声調は発音の核です。声調をきちんと理解し、発音できないとベトナム語は絶対に上手に話せるようになりません。声調は音の高低によって意味を区別します。ただ単に高く上げる、低く下げるだけでなく、 その声調が全体で高い音の領域に属するのか、低い領域に属するのかも意識しなければなりません。しかし、ベトナム語の声調は音の高低がすべてではありません。実は音の高低の分類以外にももうひとつ大事なポイントがあります。それは「のどを詰めるか詰めないか」という見方です。
ベトナム語の子音[t-]と[th-]の区別は日本人が苦手とする発音の1つです。[t-]と[th-]はそれぞれ無気音、有気音といい、これらの発音がきちんとできないとベトナム語のコミュニケーションに支障が出てしまいます。túi(袋)と言ったつもりがthúi(くさい)となってしまったり、thích(好き)と言いたいのにtích(積む)となってしまっては困りますよね。今回はそのやっかいな無気音[t-]と有気音[th-]のしくみとその練習方法を紹介します。
日本人が苦手な母音「ơ」の発音の解説動画をアップしました。 動画を見た後に下の解説を読むとより効果的です。 解説 日本人はアルファベットの「o」をみるとどうしても日本語の「お」で発音してしまいがちです。 日本語の「お」は...
ベトナム語の子音の[b-]の発音は、市販の参考書などに「日本語のバ行の発音と同じ」と書かれており、最も簡単にできる発音だと思われています。しかし実はベトナム語の[b-]の発音は厳密には日本語のバ行とは異なります。
ベトナム語の声調は発音の核であり、声調をきちんと発音できないとベトナム語は絶対に上手に話せません。しかし、声調の練習をしてるのになかなか上手くならないという人もたくさんいるかと思います。今回はそんな声調の発音が苦手な人に意識してほしい1つのことを紹介します。
最近、というかずっと思っていることですが、日本人ベトナム語学習者の発音への認識はすこぶる甘いです。文字を見て適当に「こんな感じの発音だろう」という“なんとなく”でベトナム語を読んじゃっている人がかなりいます。ベトナム語の子音や母音の読み方は英語などのそれとは大きく異なります。だからベトナム語のアルファベットを英語の感覚で読んでもほぼ必ず間違った発音になります。今回はいまいちどベトナム語の発音の重要性をみなさんに再認識してもらうため、日本語の漢字の「ルビ」を例にとって説明したいと思います。
ベトナム語には介母音(かいぼいん、ベトナム語ではâm đệm)という音があります。これを聞いて、まずほとんどの人が「介母音って何?」と思うでしょう。そこで今回はベトナム語の介母音についてわかりやすく解説してみたいと思います。