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しくみ

発音

vol.419 三重母音の長短 全まとめ

みなさんはrượu, khuỷu, nguyễn...などの単語を正確に発音できますか?一発でベトナム人に通じますか?今回は三重母音(3文字連続で続く母音)の音の長短のパターンを考えてみたいと思います。三重母音は2文字の母音の時よりも感覚的に、適当に発音してしまっている人も多いのでこの機会に3文字の母音のしくみを学びましょう。

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vol.417 2文字の母音の長短 全パターンまとめ

2文字の母音の長短の全パターンをまとめてみました。今まで感覚的に発音をしてた人も母音がどういう法則で成り立っているのかを知るだけでよりネイティブに近いキレイな発音をすることができます。この機会に2文字の母音のしくみを学びましょう。発音初級者はとりあえず「二重母音」と「長いイ、短いイ」だけでも覚えてください。

発音

vol. 387 半母音「-i, -y」と「-o, -u」 ~áo dàiを「アーウザーイ」と発音する理由~

半母音「-i, -y」と「-o, -u」の発音のポイントを解説します。これらの母音はある条件下で、それぞれ長い「イ」と短い「イ」、長い「ウ」と短い「ウ」に分かれます。この条件を知っているのといないのとでは発音のうまい下手だけでなく単語の意味の区別にも大きく関わるのでしっかりと理解しておきましょう。

発音

vol.386 声調が苦手な人に欠けている視点「のどを詰める、詰めない」とは??

ベトナム語の声調は発音の核です。声調をきちんと理解し、発音できないとベトナム語は絶対に上手に話せるようになりません。声調は音の高低によって意味を区別します。ただ単に高く上げる、低く下げるだけでなく、 その声調が全体で高い音の領域に属するのか、低い領域に属するのかも意識しなければなりません。しかし、ベトナム語の声調は音の高低がすべてではありません。実は音の高低の分類以外にももうひとつ大事なポイントがあります。それは「のどを詰めるか詰めないか」という見方です。

しくみ

vol.344 ベトナム語の文字は漢字の「ルビ」と考えよ

最近、というかずっと思っていることですが、日本人ベトナム語学習者の発音への認識はすこぶる甘いです。文字を見て適当に「こんな感じの発音だろう」という“なんとなく”でベトナム語を読んじゃっている人がかなりいます。ベトナム語の子音や母音の読み方は英語などのそれとは大きく異なります。だからベトナム語のアルファベットを英語の感覚で読んでもほぼ必ず間違った発音になります。今回はいまいちどベトナム語の発音の重要性をみなさんに再認識してもらうため、日本語の漢字の「ルビ」を例にとって説明したいと思います。

発音

vol.339 ベトナム語のスペルのつづり方 ~実践編~

vol.336とvol.337でベトナム語のスペルのつづり方(cách đánh vần)を学びました。しかしスペルのつづりのやり方を学んだだけではまだ不十分です。実際にベトナム人のcách đánh vầnを聞き、スペルを思い浮かべることができて初めてこれが役に立つのです。理論だけを学んで自己満足に浸っていてはいけません。というわけで今回は実際にベトナム人のcách đánh vầnを聞き、スペルを書けるかどうかクイズ形式でi実践テストをしたいと思います。

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vol.336 ベトナム語のスペルのつづり方(cách đánh vần) ~2文字の単語の場合~

ベトナム語のスペルのつづり方(=cách đánh vần)を紹介します。これはベトナム人がベトナム語のスペルを口頭で言う場合に使われる方法です。cáchは「方法」、đánh vầnは「スペルを書く」という意味です。例えばベトナム人と会話していて、知らない単語が出てきたときに、「その単語のスペルはどう書くの?」とあなたが聞いたとします。その場にペンとメモがあればベトナム人にスペルを書いてもらうことができますが、手元に何もない時は口頭でスペルを伝えるしかありません。その時にベトナム人はこのcách đánh vầnという方法を用います。

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vol.335 ベトナム語のアルファベットの読み方

ベトナム語はアルファベットを使っています。しかしA, B, Cは英語のように「エー、ビー、シー」とは読みません。各母音や子音の発音を知っている人でも、そのもとになるアルファベットの単独での読み方を知っている人はあまりいません。ベトナム語のアルファベットの読み方はベトナム人が小学校1年生の時(最近では小学校に上がる前の幼児期)に習う事柄です。なので我々のようなベトナム語を学習中の外国人もこの機会にしっかり覚えておかなければなりません。

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vol.70 ベトナム語をカタカナで覚えてはならないワケ ~音のしくみから考える~

ベトナム語は基本的に単音節で一つの単語が形成されています。単音節とはひとつの音のかたまりの単位のことで、「母音だけ、もしくは母音と子音で構成された、音のまとまり」を指します。日本語とベトナム語は音の区切り方が違うので発音の際に はその違いを意識しなければなりません。