定期購読マガジン「トマトのベトナム語学習ラボ」はこちら

vol.427 トマトのドローン空撮コレクション ~南東部編~

トマトがバイク旅中にベトナム南東部で撮ったドローン映像を3つ紹介します。

サイゴンの今

都心部だと電波干渉や障害が多くて操作しづらかったですが、ホーチミン市の発展的な所を空撮できました。

00:00~ Tượng Trần Hưng Đạo 1区の中心部にあるチャンフンダオ像

00:15~ Đường Nguyễn Huệ グエンフエ通り

00:32~ Ngã 6 ở quận 3 3区の交差点

00:52~ bên trái là Nowzone, bên phải là trường THPT Lê Hồng Phong 左奥にホテル日航サイゴン、右がレフォンホン高校

01:07~ cầu ánh sao quận 7 7区にあるアインサオ橋。夜になるとライトアップされます。

01:30~ cầu Sài Gòn ビンタイン区と2区の間にかかるサイゴン橋

01:52~ Thuyền chở hàng và cano trên sông Sài Gòn  サイゴン川を航行する貨物船とボート

02:15~ Landmark81 ở quận 2 最近できたベトナム一高い「ランドマーク81」。あまりにも高すぎて全景を撮れず(笑)。

場所

ビンズオン省

ホーチミン市から北に30kmのところにあるビンズオン省トゥーザウモット市の現都心部と新都心を空撮しました。

新都心開発エリアはベトナム政府が100%出資しているべカメックス開発グループが手掛けており、日本の東急グループも協力しています。

動画を見てもわかるように、建物はありますが人はまだ非常に少なく、街としてはまだ完全に機能してません。ビンズオン省の現中心部であるトゥーザウモット市と比較するとよくわかります。

その割に01:28〜にあるような政府庁舎だけはやたらと立派です。政府の力を誇示しているが、人民はついてきてない様をまるで表しているかのようです。

べカメックスグループはインフラ開発だけでなく、不動産やホテル経営にまで進出しています。政府系企業がこういうのをやるのはスピードが遅く、非効率的な場合が多いのでビンズオン省新都心事業はあまりうまくいかないと思います。

00:00〜 nhà thờ Phú Cường  トゥーザウモット市のランドマーク的存在であるPhú Cường教会

00:25〜 chợ Bình Dương  ビンズオン市場

00:55〜 cầu Phú Cường, bên trái là tp HCM, bên phải là tỉnh Bình Dương  サイゴン川をまたぐPhú Cường橋、左がホーチミン市のクチ群、右がビンズオン省

01:03〜 bùng binh trung tâm tp Thủ Dầu Một  トゥーザウモット市の大ロータリー

01:11〜 phà trên sông Sài Gòn tại Bình Dương  ビンズオン省では珍しいバイクを運ぶフェリー

01:20〜 chùa Hội Khánh  Hội Khánh寺の涅槃像(ねはんぞう)

01:28〜 trung tâm hành chính tỉnh Bình Dương tại tp mới
新都心のビンズオン省行政庁舎

01:43 có khu nhà sinh sống nhưng người ở ít lắm… 新都心の住宅街、建物はあるけどまだ人は少ない…

場所

ビンズオン省トゥーザウモット市

新都心エリア



タイニン省 – ヤウティエン湖とバーデン山など

タイニン省はマイナーな省ですが、郊外にはヤウティエン湖やバーデン山などがあったり、市内にはカオダイ教の総本山の寺院があったりするなど、独特で魅力的な省です。一度は訪れてみる価値のある省です。

00:00〜 タイニン省とビンズオン省にあるDầu tiếng湖はサイゴン川の上流にあり、人工の湖ではベトナムで一番面積が大きく、ハノイのタイ湖のなんと50倍もあります。

00:31〜 ヤウティエン湖からはバーデン山が見えます。

00:41〜 湖周辺は人も少なく、ベトナムにありがちな森林伐採もなく、きちんと保護されていました。

01:18〜 タイニン市の中心部にあるカオダイ教の総本山。

01:41〜 標高約1000mのバーデン山は南東部地域では一番高い山です。ドローンを使えばロープウェイを使わずとも上空から撮影ができます。

02:02〜 バーデン山からもヤウティエン湖が見えます。

場所

ヤウティエン湖

バーデン山

トマトのyoutubeチャンネルの登録もよろしくね!

使用ドローン

トマトが現在使用しているドローンはDJI製の「Mavic Air」という機種です。

mavic airはサイズがコンパクトながら、飛行性能やカメラ性能はプロ仕様と同等かそれ以上の高機能ドローンです。

3軸ジンバル(スタビライザー)による超滑らかな映像が撮れ、電波の伝送距離は最大4km(日本だと2km)とかなり遠くまで飛ばせ、最大時速は70kmと自動車並みにスピードを出すこともできます。

そして前・後・下の三方向の障害物検知に加え、「APAS(エーパス)」という映像自動制御システムによる障害物の自動回避も可能です。

また、もし仮に途中で電波が途切れてもGPSを使って自動で離陸した場所に帰還もしてくれます。よほど無茶な使い方をしない限り墜落はしません。かなり安全設計のドローンです。

まさしく旅のお供に超最適で最強のドローンといえるでしょう。

折りたたむと500mlペットボトルぐらいの大きさになります。

トマトがこういった最新のドローンに触れてわかったのは、GPSや各種センサー系、カメラレンズ等の進化っぷりです。

昔はこういった空撮をするのにヘリからだったり何百万もする専用機材を使わなければなりませんでしたが、今ではドローンのおかげで誰でも簡単に美しい空撮ができます。

最先端の技術の結晶によって「空撮の民主化」を可能にさせたDJI製のドローンには本当に驚かされます。

旅やデジタルガジェット好きな人、動画撮影に力を入れてる人、子どもの頃にラジコン等に夢中になった人はDJI製のドローンは買っておいて絶対に損しない一品です!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください