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vol.399 トマトのドローン空撮コレクション ~北西部編~

トマトがバイク旅中にベトナム北西部で撮ったドローン映像を3つ紹介します。

ベトナム北西部は山岳地帯で景色がキレイなところも多く、ドローンを飛ばすには最高の場所です。

モクチャウのモン族の子供達と茶畑

ハノイから北西に200kmほど行ったところにあるソンラ省のモクチャウは標高が約1000mの高原地帯で、夏でも20℃くらいになる非常に涼しいところです。2016年の冬には雪も降ったことがあります。モクチャウは中部高原にあるダラットの北部版だと思って下さい。

00:00〜 モクチャウにあるモン族の村の子たちとドローンで一緒に遊びました。最初は警戒して近寄らなかった子供達も、ドローンという未知の物体に興味津々ですぐに仲良くなれました。

01:05〜 特に何もない小さな少数民族の集落でしたが、とても素敵な所でした。

01:43〜 北西部の主要幹線道路である国道6号線のインスタ映えスポット「S字カーブ」。確かにここだけ景色が開けてて印象的な場所でした。

01:52~ モクチャウ郊外には濃い緑の茶畑が一面に広がっており、空撮すると幾何学模様のような規則的で不思議な光景でした。

場所

Pa Co村

茶畑

東ディエンビエン郡の峠

ハノイから北西に300キロ、バスで8時間ほどかかるソンラ市からさらにラオス方面に200キロ山道を行ったところにあるディエンビエン省の東ディエンビエン郡を空撮しました。

未舗装の道路が多すぎて思うように進めず、ソンラ市からでも1泊しないとたどり着けなかったかなりの僻地です。

行くのはとても大変でしたが、東ディエンビエン郡の峠の頂上から眺める絶景は最高で、朝霧に包まれまるで雲の上にいるかのような気分でした。

場所

ディエンビエンフー市

ハノイから北西に500km、ベトナム最西端の都市であるディエンビエンフー市は世界史的にも有名な「ディエンビエンフーの戦い」が行われた場所です。

ディエンビエンフー市は観光地として有名なだけでなく、「ディエンビエン米(gạo Điên Biên)」というブランド米が作られるほど広大な穀倉地帯もあります。ドローンで空撮すると非常によくわかります。

ディエンビエンフー市はラオス国境からも近く、少数民族も多いので戦争関連以外でも様々な見どころがあります。ベトナム好きなら一度は訪れてみる価値のある場所です。

00:00〜 ディエンビエンフー市のランドマーク的存在である戦勝記念像があるD1の丘。

00:55〜 7・5と書かれているのはディエンビエンフーの戦いで5月7日にフランス軍に勝利したからです。

01:03〜 ディエンビエンフー市の美しい田園風景

01:33〜 雨期でやたらと水量の多かった滝。滝のドローン撮影は難しい…

02:14〜 ディエンビエンフー空港。現在は民間空港として使われていますが、もともとはフランス軍が建設し、戦いの拠点として使われていました。

02:29〜 左の道はハノイからディエンビエンフー市まで北西部を500km横断する主要幹線道路の国道6号線の終着点です。

場所

以前述べたように、ベトナムでのドローン飛行はグレーゾーンです。観光地などで飛ばす分には問題ないかと思いますが、軍関連の施設や空港周辺などでは極力飛ばさないようにしましょう。最悪見つかるとドローンを没収される可能性があります。ベトナムでドローンを飛ばすときは自己責任でお願いします。

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使用ドローン

トマトが現在使用しているドローンはDJI製の「Mavic Air」という機種です。

mavic airはサイズがコンパクトながら、飛行性能やカメラ性能はプロ仕様と同等かそれ以上の高機能ドローンです。

3軸ジンバル(スタビライザー)による超滑らかな映像が撮れ、電波の伝送距離は最大4km(日本だと2km)とかなり遠くまで飛ばせ、最大時速は70kmと自動車並みにスピードを出すこともできます。

そして前・後・下の三方向の障害物検知に加え、「APAS(エーパス)」という映像自動制御システムによる障害物の自動回避も可能です。

また、もし仮に途中で電波が途切れてもGPSを使って自動で離陸した場所に帰還もしてくれます。よほど無茶な使い方をしない限り墜落はしません。かなり安全設計のドローンです。

まさしく旅のお供に超最適で最強のドローンといえるでしょう。

折りたたむと500mlペットボトルぐらいの大きさになります。

トマトがこういった最新のドローンに触れてわかったのは、GPSや各種センサー系、カメラレンズ等の進化っぷりです。

昔はこういった空撮をするのにヘリからだったり何百万もする専用機材を使わなければなりませんでしたが、今ではドローンのおかげで誰でも簡単に美しい空撮ができます。

最先端の技術の結晶によって「空撮の民主化」を可能にさせたDJI製のドローンには本当に驚かされます。

旅やデジタルガジェット好きな人、動画撮影に力を入れてる人、子どもの頃にラジコン等に夢中になった人はDJI製のドローンは買っておいて絶対に損しない一品です!

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