「〜になる、〜となる」はベトナム語で「trở nên」もしくは「trở thành」といいます。
これらはどちらも意味は同じです。しかし、その後にくる単語に違いがあります。
その違いはtrở nênの後ろには形容詞がきて、trở thànhの後ろには名詞がくるということです。
trở nên+形容詞=〜になる
trở nênの後には形容詞がきます。
trởは「変化する」、nênは「〜になる」という意味です。
nênは助動詞の「〜したほうがよい」もしくは接続詞の「だから、ゆえに」という意味で使うことが多いですが、動詞の「〜になる」という意味も持っています。見た目が同じなのに色々意味があってやっかいですね。nênがどの用法になるかは文脈や語順から判断して下さい。
・trời trở nên ấm.
天気が暖かくなる。
・anh ấy trở nên bối rối khi nói chuyện với cô gái đẹp.
彼はきれいな女性と話すときにテンパってしまう。 ※bối rối=混乱する
trở thành+名詞=〜になる
trở thànhの後には名詞がきます。主に職業などが来る場合が多いです。
thànhもさきほどのnênと同じく「〜になる」という意味があります。ただこちらは漢越語です。thànhは漢字で【成】です。意味と関連してて覚えやすいですね。
・tôi đã trở thành bác sĩ rồi.
私は医者になりました。
・chị ấy trở thành con gái xinh đẹp.
彼女は美しい女性になった。
まとめ
・trở nênの後には形容詞、trở thànhの後には名詞がくる。
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