vol.50　あらゆる品詞に浸透している漢越語

※［暁］という漢字には「はっきりする、わかる」という意味があります。ある物事に大変詳しいことを「通暁する」と言いますよね。

※自分の好みに［適］合する➔好む、というかんじで覚えよう。

※悲しくて声を上げて泣くことを慟哭（ﾄﾞｳｺｸ）と言うように、［哭］という漢字には大声で泣くという意味があります。

※差がある➔違い、へだたりがある➔間違っている、と連想させると覚えやすい

※あの有名なアオザイのアオも実は漢越です。

日本だと「ふすま」と訓読みすることが多いけど「オウ」と音読した場合には服、上着という意味になります。

空っぽ➔何もない➔「〜ない」、と連想するとわかりやすい。

もちろんkhông gian【空間】やhàng không【航空】みたいに［空］がつく通常の名詞の漢越にもkhôngを用いる。

đượcは受身形の場合、恩恵を受ける良い意味の場合しか使わない。これは漢字の【得】の意味を考えると理解しやすいだろう。

quyển

cuốnやquyểnは書物などにつく類別詞。