「ベトナム語を学ぶと何かいいことありますか?」
「ベトナム語ができると将来何か役立ちますか?」
「ベトナム語が話せればベトナムでの就職に有利になりますか?」
などなどベトナム語をこれから学習しようとしている、もしくはしている人からこの手の質問を時々されます。
このようなベトナム語を一つのスキルや資格と考えて漠然とベトナム語を勉強している、もしくはしようとしている人は要注意です。
このように考える人はベトナム語学習が続きにくく、話せるようになったとしても結局あとで困ることになる傾向があります。
それは学習の動機や目的が明確ではないからです。
学習動機の3タイプ
まずベトナム語学習の動機には大きく分けて3つのタイプがあります。
①ベトナム語学習を目的達成のための手段と考えるタイプ
何かやりたいことや目的がある→それを達成するためにベトナム語が必要である→だからベトナム語を学ぶ
といった動機先行タイプです。
例えば
・ベトナム人の恋人を作りたい
・ベトナム人が職場にいて、ベトナム語でコミュニケーションをとりたい
・ベトナムやベトナム人のことを言葉を通してもっと知りたい
などなど何かしらの具体的な目的が先にあって、それを達成するためにベトナム語学習をするというパターンです。これはベトナム語学習を手段と考えていますが、理由が何であれ目的が先にあるので動機づけの順序としては問題ありません。
また、このタイプの場合で特に恋愛系にからめた動機を持っている人はベトナム語が上達しやすい傾向にあるように思います。ベトナム語が上手くなりたければベトナム人の恋人を作れ、はある意味で芯をついているでしょう。
②ベトナム語学習そのものが目的のタイプ
言語学習が趣味だったり、ベトナム語学習そのものが好きだったりして、学ぶことや知ること自体に喜びを感じるタイプです。私トマトは明らかにこのタイプに入ります。
好きこそものの上手なれ、という言葉があるように、何かに夢中になれたり、ハマったりするのが得意なのでこういうタイプの人も上達しやすいでしょう。ただし学習者全体からみた割合としては①と比べて多くはないでしょう。
まずは①のタイプでベトナム語学習をはじめ、後から②のタイプが組み合わさると学習の動機づけとしてかなり良い循環ができます。
③ベトナム語学習が先行し、目的が不明瞭なタイプ
・ベトナム語が話せると何か役立つかも→とりあえずベトナム語を始める
・ベトナム語が一応できる→ベトナム語関連の仕事を探す
・特に好きでもないけどベトナム語はできる
など、冒頭で述べたように、このようなタイプの人は要注意です。それは動機や目的がはっきりしていないため、何のために勉強しているのかわからず、挫折しやすかったり、途中で勉強を諦めてしまう可能性が高くなるからです。
仮に話せるようになっても、目的がわからないままベトナム語を始めてるため、ベトナム語の生かし方がわからず、空回りしてしまいがちです。
もちろん最初に何となく始めてみること、行動することも大事です。しかしその後の学習を継続させるために何かしらの別の動機を見つける必要があります。このようなタイプの人は早いうちに①か②のタイプに移っておくといいでしょう。
あなたの本当にやりたいことは何か?
もしあなたのやりたいことの過程でベトナム語が必ずしも必要でなければ、無理してベトナム語を学ぶ必要はありません。しかしベトナム語を学ぶ目的が明確であれば、たとえ苦手でも、好きでなくてもベトナム語を学習してみる価値はあります。
ベトナム語を教える身としては多くの人にベトナム語に興味を持ってもらい、ベトナム語学習を好きになってもらいたいと思っていますが、そうでない人にとっては動機付けが何よりも大事になってきます。
あなたの本当にやりたいことは何か、その目的を達成するためにベトナム語は本当に必要なのか? もう一度考えてみるといいでしょう。





















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