vol.12 音の長さに気を付けろ!

vol.11で学んだように音の長さを意識することも母音の発音で非常に大事なポイントである。ベトナム語の母音11個のうち短母音はvol.11で学んだ「ă」と「â」の2個だけ、残りの9個は実はすべて「長母音」である。つまり「ă」と「â」以外の母音は少し長く発音しなければならないということも頭に入れておこう。

意識してほしいのはやはり9個の長母音のほう、日本語で「ー」(のばしぼう)を入れるようなかんじで最初は「aー」とか「eー」みたいに意識して練習すると自然と長めに発音できるようになるだろう。

音の長さだけでも意味が変わる

ベトナム語の母音は口の大きさ、開き具合、舌の位置で識別するだけでなく、「音の長さ」によっても区別される。つまり、音が長いか短いかだけで意味が変わってしまう場合もあるのだ。

例えば、
・Tôi bán chim 「私は鳥を売ります。」

 

・Tôi bắn chim 「私は鳥を撃ちます。」

 

banの「a」の長さが違うだけで一転して鳥への扱いが販売から殺傷に一変してしまう。他にも、

・mát=すずしい

 

・mắt=目

 

・cát=砂

 

・cắt=切る

 

などなど母音の長さが違うだけで意味が変化する単語はたくさんある。

実は日本語にだってあるよ

音の長さだけで意味が変わっちゃうなんて難しい…なんて思うかもしれないけど日本語にだって「おばさん」と「おばーさん」、「ベル」と「ベール」みたいに音の長さが違うだけで意味が異なる単語なんてたくさんある。だからここは文句を言わず、真摯にその事実を受け止め、発音の勉強に励んでほしい。

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