vol.188 gìとnàoの違い

みなさん「gì」と「nào」の違いは知っていますか?

gìとnàoはどちらも名詞の後ろにつき、主語や目的語になれる疑問詞で、どちらも「何の、どの」と訳せます。

しかしこの二つには決定的な違いがあります。それは質問する側が示す「選択肢の数」です。

gìは漠然とした多くの選択肢の中から、nàoは少ない限られた選択肢の中から相手に選ばせます。nàoの選択肢の数は最小2つから可能です。こういう場合、nàoは「どちらの」とも訳せます。

gìとnàoの違い 具体例

例えば相手がthích món gì?と聞いてきたら、あなたはたくさんある選択肢の中からあなたの好きな料理を答えることができます。通常相手がこう聞いてきた場合は、あなたの料理の嗜好が全くわからない状態で、あなたの好みの料理を聞いています。

一方で相手がthích món nào?と聞いてきたら、すでにあなたが選ぶ料理の選択肢は限られています。相手がこう聞いてくるシチュエーションとしては、レストランでいくつかあるメニューの中から選ばせる場合などです。

もうひとつ例を出しましょう。

「あなたはどこの国の人(何人)?」はベトナム語で「bạn là người nước nào?」と言います。nàoを使っているのは、すでに相手があなたの顔をみて選択肢をせばめているからです。người nước gìでも文法的に間違いではありませんがあまり使いません。

顔をみればアジア系の顔なのかヨーロッパ系の顔なのかおおよその判断をつけることができます。日本人の顔をみて間違われるとしたらたいてい中国人か韓国人です。すでにあなたの顔の選択肢は限られているということです。

要するにgìの選択肢の数はほぼ無限にたくさんあり、nàoの選択肢の数は数えられる程度の少ない数だということです。あなたが相手に質問する場合もgìとnàoの違いは常に意識しておきましょう。

まとめ

・gìは漠然とした多くの選択肢の中から、nàoは少ない限られた選択肢の中から相手に選ばせる疑問詞である。

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