vol.123 chưaとkhôngは表裏一体!?
前回のchưaの用法で、V(動詞/形容詞)の前に置くと否定文になり、文末に置くと疑問文になる、と説明しました。この形どこかで勉強した覚えはありませんか?そう、これkhôngを使った一般的な否定文、疑問文と同じ形なんです。実はkhôngとchưaは行為の否定・疑問を表す副詞として同じ仲間に入ります。
前回のchưaの用法で、V(動詞/形容詞)の前に置くと否定文になり、文末に置くと疑問文になる、と説明しました。この形どこかで勉強した覚えはありませんか?そう、これkhôngを使った一般的な否定文、疑問文と同じ形なんです。実はkhôngとchưaは行為の否定・疑問を表す副詞として同じ仲間に入ります。
ベトナム語では常に「もうやったのか、まだやってないのか」という二者択一的な視点を持つことが大事です。今回は「まだ~ない」「もう~した?」を表す部品である「chưa」について解説します。
rồiは文末に置かれ、それより前にある文を<成立>させる役割を持ちます。しかし理屈としてはわかったけれど、実際にどのようにその知識を使ったらいいかわからない、という人もいるかと思います。そこで今回はrồi=<成立>というコアを身につけるために練習問題を用意しました。
ベトナム語では「いつ」よりも「もうやったのか、まだやってないのか」という視点が大事である、ということを前回述べました。今回は「もうやった」ということを示す部品である「rồi」の本質について解説したいと思います。
ベトナム語において「いつ」という時間軸でみる視点は重要ではありません。それよりも「もうやったのか、まだやってないのか」という視点が大事になってきます。
ベトナム人と関わっていると、色々と忠告やアドバイスをしたくなる時があります。友達として、上司として、日本人として...どんな立場であれ相手に助言や進言をしたい時には「nên」という単語を使うといいでしょう。
2017年になり新年を迎えると、新しく何かを始めようと決意される方も多いのではないかと思います。 そこで今回は「~するつもりだ」という強い意志を感じさせる未来形「định」の用法を紹介したいと思います。
ベトナム語は時制を特に意識する必要はない、という原則があります。英語では動詞の過去形の不規則変化をたくさん覚えなきゃいけなかったりするなど、時制についてかなり気を遣わなければなりませんでした。しかしベトナム語ではそういった心配はご無用。ベトナム語で過去や未来のことを言うときに特別な工夫や文法的な表示は必要ありません。
とりあえずたくさんある二人称を覚えたのはいいけど、実際の会話になるとどの二人称を使えばいいか迷ってしまう人がいます。いちいち相手の二人称を考えていたら会話がスムーズに始まらないし、だからといって二人称を省略した形で言うと相手に失礼になってしまう場合もある。そこで今回は会話で二人称が感覚的にスッ出るコツを紹介します。
日本人がベトナム語の勉強で最初につまづきやすい文法のポイントとして「人称代名詞の使い方が複雑」であることが上げられる。つまり習いたての人にとって、ベトナム語は「わたし」や「あなた」にあたる言葉がたくさんあって覚えきれない、使いこなせない、という問題がある。
ベトナム語の人称代名詞の大切なルールの1つに「二人称は同時に一人称にもなり、使い回すことができる」という決まりがあります。同じ人称代名詞を自分と相手で投げ合っているのでトマトはキャッチボールの法則と呼んでいます。 anh...
ベトナム語の文法的な特徴として語形変化がないということに加えてもう一つ大事な特徴があります。それは語順によって文の意味が決められるということです。 例えばtôi ăn cơmは「私はごはんを食べる」と訳します。tôiは「...
ベトナム語で一番最初に習う挨拶といえば「Xin chào」です。しかし残念ながらベトナム人はこの言葉をあまり使いません。これも一人称のtôiの時と同様に誰に対しても使える反面、中立的であまり親しみを感じられないからです。Xin chàoは誰でも使える万能な挨拶ですが、ベトナム語を習いたての外国人の挨拶みたいな印象も与えます。
ベトナム人は「tôi」をほとんど使わない ベトナム語で一番最初に習う自己紹介のフレーズ「tôi tên là…」のtôiという単語を見てみましょう。 ベトナム語の書籍では当たり前のように「私」という意味で訳さ...
ベトナム語を少しでもかじったことのある人なら誰でも知ってるフレーズに「Tôi tên là(私の名前は…です)」の構文があります。最初に習うのでこの形を丸暗記してる人も多いですが、実はこの構文は意外と複雑で、とても応用の利く構文なのです。