vol.134 mấtは<消失>
mấtという単語には様々な意味、使い方があります。こういった汎用性が高い単語は、いつもと同じようにmấtのコアイメージを先に頭に入れて、そこから意味を派生させて覚えましょう。mấtのコアはずばり<消失>です。<消失>を中心軸に置いてmấtの様々な用法を見てみましょう。
mấtという単語には様々な意味、使い方があります。こういった汎用性が高い単語は、いつもと同じようにmấtのコアイメージを先に頭に入れて、そこから意味を派生させて覚えましょう。mấtのコアはずばり<消失>です。<消失>を中心軸に置いてmấtの様々な用法を見てみましょう。
会話でよく使う便利な表現を紹介します。今回は「có vẻ~」です。có vẻ~は日本語では「~に見える、~そう、~っぽい」という意味になります。英語のlook (like)~と同じです。có vẻ~の便利なところは「~」の部分に形容詞、名詞、動詞など様々な品詞がこれることです。
「nhớ」はベトナム人がよく使う基本単語ですが、意味の範囲が広いため、覚える時に少し注意が必要です。nhớの意味は「①覚えておく②思い出す③恋しく思う」です。3つの意味はすべて<記憶>に関連しています。
ベトナム語の会話で便利な表現である付加疑問文の用法を紹介します。付加疑問文というのは相手に軽く念を押したり、同意を求めたりする疑問文です。日本語でいうと「~ですね?」「~だよね?」「~でしょ?」という言い方です。ベトナム語では「~, phải không?」もしくは「~, đúng không?」といいます。
ベトナム語で「ありがとう」は「cảm ơn」です。しかし、もっとベトナム語を使いこなせるようになりたければ、「ありがとう=cảm ơn」と覚えているだけでは不十分です。実際にはcảm ơnには様々な言葉を付け加えることができ、色々なバリエーションがあります。
年齢不相応なことをやっている少しイタイ人に対してベトナム人は「cưa sừng làm nghé」と言ったりします。これは「若作りする」という意味ですが直訳すると「のこぎりで角を切って水牛の子のふりをする」となります。なぜこれが「若作りする」という意味になるのでしょうか?
日本ではイライラしたときや、悔しい時など何らかの不快なことがあった時に「チッ」と舌打ちをします。日本での舌打ちは悪い意味しか持ちませんが、ベトナムでの舌打ちの意味は少し異なります。
日本語には小便や大便を排泄しに行くことを「トイレに行く、用を足す、ションベンしに行く」など色々な言い方があります。ベトナム語も同様にトイレ関係の言葉は丁寧な言い方から直接的な言い方まで様々な表現があります。今回はそれらの表現を丁寧度別に分類し、紹介したいと思います。
慣用句から学ぶベトナム語シリーズ第四弾です。今回はベトナムでも超おなじみの慣用句「tích tiểu thành đại」を紹介します。日本語に直せば誰でも知っている有名なことわざです。
rồiは「tôi đã ăn cơm rồi」のように通常文末に置かれ「もう~した」という意味の<成立>を表す副詞として使われるということを勉強しました。しかし実はrồiにはもうひとつ接続詞としての用法があります。
前回khôngとchưaは行為の否定・疑問を表す同じ仲間だとして色々と比較をしました。今回はkhôngとchưaの否定の細かなニュアンスの違いを見てみたいと思います。例として「em không yêu anh」と「em chưa yêu anh」の文の意味の違いを比べてみましょう。
前回のchưaの用法で、V(動詞/形容詞)の前に置くと否定文になり、文末に置くと疑問文になる、と説明しました。この形どこかで勉強した覚えはありませんか?そう、これkhôngを使った一般的な否定文、疑問文と同じ形なんです。実はkhôngとchưaは行為の否定・疑問を表す副詞として同じ仲間に入ります。
ベトナム語では常に「もうやったのか、まだやってないのか」という二者択一的な視点を持つことが大事です。今回は「まだ~ない」「もう~した?」を表す部品である「chưa」について解説します。
rồiは文末に置かれ、それより前にある文を<成立>させる役割を持ちます。しかし理屈としてはわかったけれど、実際にどのようにその知識を使ったらいいかわからない、という人もいるかと思います。そこで今回はrồi=<成立>というコアを身につけるために練習問題を用意しました。
ベトナム語では「いつ」よりも「もうやったのか、まだやってないのか」という視点が大事である、ということを前回述べました。今回は「もうやった」ということを示す部品である「rồi」の本質について解説したいと思います。
ベトナム語において「いつ」という時間軸でみる視点は重要ではありません。それよりも「もうやったのか、まだやってないのか」という視点が大事になってきます。
辞書や参考書にはのっていない実践的で生きたベトナム語を紹介します。今回はベトナムの若者がよく使う単語「vãi」を見てみましょう。
ベトナムに住んでいたり、旅行したりしているとベトナム人から様々な勧誘攻撃を受けます。今回はそういったしつこい勧誘攻撃を受けた時に、相手をたじろがせ、退ける必殺のキラーワードを3つ紹介します。
以前ベトナム人女性が好む男性へのほめ言葉として「ga-lăng」という単語について解説しました。今回はそれの続編として男性にも女性にも使える色恋系のほめ言葉である「chung thủy」という単語を紹介したいと思います。
[vol.23 シンチャオはもうやめチャオ]でベトナム人は普段の挨拶ではxin chàoよりも「chào+二人称」のほうがよく使うということを説明しました。しかし普段からよく会っていたり、顔なじみの人たちの間での挨拶だと「chào+二人称」すら使わなくなります。今回はベトナムの実生活に根ざしたよく使う挨拶を紹介します。